お肌のトラブルを抱えてしまった時、どんな対策をしていますか?
「どれだけスキンケアを入念に行っても、しわが増えてしまう」
「たっぷり睡眠をとっても、目の下のクマが取れない」
「栄養がある食事を摂っているのに、肌全体くすんで見えて艶がない」
そのお悩みの原因、実は冷え性が関係しているかもしれません。
今回は肌トラブルと冷えの関係について、お話をしていこうと思います!
冷え性とお肌の関係
十分に眠ったはずなのに、翌朝起きて鏡を見たらお肌がどんよりくすんでいて気分が落ち込んでしまった・・なんてことはありませんか?
くすみの原因はいくつかありますが、お肌の下を流れる血液が「血行不良」を起こしていると肌の色が暗く見えて、青白くぼんやりした不健康な顔色になってしまいます。
この血行不良が起きてしまう大きな理由は、カラダが冷えていることがあげられます。
ほかにも、
●近頃シミが増えた
●目の下のクマが青白い
●太っているわけではないのに、お腹がぽっこり出ている
●唇がひび割れを起こしやすい
●お肌がたるんできた
こんな症状でお悩みの方は、冷え性が原因かもしれません。
なぜ冷え性になってしまうの?
そもそも冷え性はなぜおきてしまうのでしょうか。
寒い季節には体温は下がってしまいます。
そのため、インナーを着たりソックスや手袋をつけてカラダを温めても手足の指先の冷えが改善されないときは、内臓が冷えてしまっていることが考えられます。
内臓の温度が下がってしまうと、血流がスムーズに流れなくなり、血行不良を起こします。
その状態になると胃腸や肝臓などにもダメージを与えてしまい、結果的に代謝自体に悪影響を及ぼします。
さらに自律神経の乱れも誘発してしまうので、いくらあたためようと努力してもカラダは冷えたままの状態から改善されないのです。
また、普段から下記の習慣が多い人は、冷え性になりやすいので特に注意が必要です。
・氷を入れた飲み物や、牛乳が好き
・魚よりも、肉を食べることが多い
・肌の露出が多い洋服を着る頻度が高い
・タバコを吸う
・湯舟につからずシャワーだけで済ませる
・運動不足
・汗をかく機会が少ないのに、2リットル以上の水を飲む
それではどうすれば、冷え性が改善されるのでしょうか・・・
冷え性の改善方法とは?
一度冷え性になってしまうとなかなか改善することは難しいのでは・・と思っている方も多いかも知れませんが、生活習慣を改めて見直すことで、簡単に冷えにくいカラダづくりをすることは出来ます!
お肌のくすみが取れる、簡単な冷え性の改善策をご紹介していきますね。
半身浴を行う
普段シャワー派でなかなか湯舟につからない方でも、お風呂に半分だけお湯をはって、カラダを温めてみましょう。
「なんだか汗が出てきたな」と感じるだけで、冷え性の改善につながります。
また時間も15分程度つかれば十分なので、リラックスしながら時間のある時に試してみてください。
湯舟につかる習慣がない場合は、42℃程度の熱めのシャワーと冷水を、足の指先に交互に1分ほどかけるだけでも効果は期待できます。
この時足の指を「グー、パー」と閉じたり開いたりして血流の巡りを意識しながら動かして下さい。
時間が取れないときは、これだけでも冷え性改善へとつながります!
タオルを首にまく
手足を温めるときに、同時に首にタオルを巻いてみましょう。
うなじを寒さから守ることによって、効果的な冷え性の改善になります。
エアコンの効いたオフィスで仕事をするときの寒さ対策としてスカーフを巻いておけば、近年増えている冷房病も防げますね。
自宅にいるときや寝る前にタオルを巻いて、外出の際はストールやスカーフ、季節によってマフラーを使用しましょう。
血流を促すと同時に、首元の紫外線対策にもなるので、お肌のために心がけてみてくださいね。
生姜を取り入れる
カラダを温める代表的な食材、生姜!
そのまま食べてもカラダを温める効果はありますが、生姜は熱を加えると「ショウガオール」という辛味成分に変わり、よりカラダを温める働きをしてくれます。
同じくカラダを温める効果のある、ネギや小松菜などと一緒にお味噌汁やスープに入れて頂いてください。
寝る前にお湯にはちみつと生姜をいれて飲むこともおすすめですが、摂りすぎてしまうと寝ている間に胃腸への負担が多くなり、安眠を妨げてしまうので、お布団に入る前は少量にしましょう。
まとめ
肌トラブルの大きな要因である「冷え性」!
いくら入念にマッサージをしても、高価な美容液を使用しても、お肌のくすみやシワが改善されないときは、十分に体を温めて冷え性から脱却しましょう。
血行が良くなってお肌がきれいになるだけではなく、内臓の働きも高まり老廃物も排除されるので、免疫力もぐんと高まります。
お肌にはもちろん、冷え性の改善はカラダにとって良いことづくし!
早速、今日からカラダを温めて心身ともにぽかぽかにしてくださいね。