メイクを落とすのが面倒な時ってありますよね。
「残業で疲れてるから、化粧を落とすのがとっても手間」
「今日はお酒を飲みすぎちゃったから、このまま寝たーい」
「一分一秒でも早くベッドに横になりたい!」
だからこそそんな日は、コットンにクレンジングクリームをたっぷりつけて、お肌に塗り塗りして、ごみ箱にポイ!
はい、今日のスキンケアは、これで終わり!
ちょっと待ってください!
その行為、実際は大事なお肌にたくさんのダメージを与えてしまっているんです。
今回はコットンの使用を中断して美肌になる秘訣をお伝えしますね。
明日からの参考にしていただければ嬉しいです。
コットンからの卒業
ずっと愛用してきたコットン。
最近は種類も豊富で、以前に比べて手触りがとてもいいものもたくさん売られているので、おうちにストックしているかたも多いのではないでしょうか。
マニキュア落としや消毒に使用するのは全く問題ありませんが、スキンケアに使うのが「ちょっと待った!」なのは理由があります。
どんなにソフトで高級なコットンでも、クレンジングクリームを付ける事でコットンの表面は固くなってしまいます。
この固くなってしまっている状態で使用するのが、NG行為!
コットンを使用しながらのメイク落としは、がりがりとお肌を傷つけながらメイクを拭き取っているのと同じなんです!
そしてこの行為が、お肌に現れて欲しくない「シミ」の元である「メラニン」を作ってしまう要因のひとつなんです。
STOP!メラニン
毛髪や瞳の色を作る「メラニン」は多ければ多いほど、お肌が黒く見えます。
メラニンはお肌の四層構造の一番下にある「基底層」という場所で作られますが、紫外線を浴びた時や、刺激を受けた時などは、肌を守るために、過剰にメラニンを作る信号が送られてしまいます。
このメラニンこそお肌の黒ずみの原因なのですが、刺激を与えるととくに大量に発生してしまうので、コットンでの拭き取りも実はNG行為なんです!
メイクの拭き取り以外にも、スキンケアの際に化粧水をコットンにたっぷりと含ませて、ぱちぱちとお肌に直接叩きつけている方もいるかと思いますが(温泉施設などでのメイクエリアで良く見かけますね)、もちろんこの行為もお肌を痛めるだけの行為なので、すぐにやめましょう。
「まだそこまでシミはないから大丈夫!」と思っていても、メラニンは年々少しづづ増えていくので、時すでに遅し、気づいた時には取返しのつかないくらい大きなシミに成長してしまっていた、なんて事もよくあります。
今日からコットンでのスキンケアではなく、どんな疲れていても、ハンドウォッシュでケアをしていきましょう!
フェイスマッサージの注意点
また自己流のフェイスマッサージを行う際も同様です。
クリームを塗りこみ、角層への浸透を願いながら、何分も時間をかけてぐりぐりと強くお顔をこすっている方もいますが、これもお肌に過剰な刺激を与えている行為となります。
メラニンをじっくりと作ってあげている行為になるので、当然ながらお肌への負担も相当なんです。
マッサージを行う際は、赤ちゃんの柔らかいを触るようにご自分のお肌を優しくなでるように行って下さいね。
コットンでお肌のスキンケアを行うことは、時短や気軽な面もたくさんありますが、お肌にとってはほとんどがネガティブな要素ばかりなんです!
お化粧を落とすときは、クレンジングクリームを手のひらに乗せてゆっくりとなじませてから、ぬるま湯で丁寧に洗い流しましょう。
どんなに疲れていても、自分の大切なお肌のために、今日からコットンを卒業してみませんか。